安楽死・死刑

死刑について①【賛成派の意見】

故意に人を殺した者は原則として死刑にすべきである。原則として、というのは、レイプ被害者が加害者を殺害した場合のように、死刑にすることが不適切な場合もあるからである。 原則死刑にすべき理由は大きく分けて三つある。報復のためと、社会のためと、税...
安楽死・死刑

安楽死について

少子化対策と称して出産を奨励している国においては、安楽死を制度化すべき道義的な責任がある。 なぜかというと、国が「産めや増やせや」と言っておきながら、いざ産まれた人間の人生が、苦悩に満ちたものであったり、難病で常に苦しんでいるようなものであ...
ブレイクタイム

人生は一度きり、という信仰

人生は一度きり、という言葉をよく見かける。それが真理かどうか、確認できる人は一人もいないのに、「1+1=2」と同じくらい、真理と疑うことがない人がほとんどである。 生まれる前のことと、死んだ後のことは、誰にも認識することができない。だから、...
反出生主義

慈恵病院の取り組みについて

熊本市の慈恵病院は、「こうのとりのゆりかご」の施設として有名である。「赤ちゃんポスト」という馬鹿げた呼称を誰が始めたかは定かではないが、慈恵病院にあるのは「赤ちゃんポスト」ではなく「こうのとりのゆりかご」である。知らない人はいないと思うが、...
反出生主義

出産の罪について②

日本に限らずほとんどの国において出産は自由であり、犯罪とされることはない1。だから、人身売買のために出産しようとも、性的虐待をするために出産しようとも、出産そのものについて処罰されることはない。 これを、殺人行為と比較して考えてみよう。殺人...
反出生主義

出産の罪について①

これまでのブログを読んでくれた方は、反出生主義者は出産を罪と考えている1ことが理解できるだろう。生まれなければデメリットはなかったのに、生まれたせいでデメリットを与えられることになるのであるから。だから、「誰のおかげで飯が食えると思っている...
反出生主義

生まれないことと、死ぬことの違い

反出生主義の話をすると、物を考えていない人間はすぐに、「じゃあ早く死んだら?」などと言う。物を考えている人間からするとこの発言は、「おなかが空いた」「じゃあ漂白剤入れ替えたら?」という会話と同じくらい、まったく意味をなしていない発言であるこ...
反出生主義

生まれることと生まれないことの非対称性について

生まれなければ苦しみはない。これは間違いない。 生まれなければ幸福はない。これも間違いない。 このことからすると、生まれないことにはメリットもデメリットもあるのだから、生まれない方が良い、とは言い切れないようにも見える。 ではあなたに聞くが...
反出生主義

産むことの否定への反論とそれに対する反論②

産むことが否定された場合に考えられる他の反論としては、社会を維持することができなくなる、というものが有力だろう。ちなみに、「ひいては人類が滅亡するなんてとんでもない」という意見も当然に想定されるが、人類が滅亡してはいけないとする正当な理由な...
反出生主義

産むことの否定への反論とそれに対する反論①

産むことが否定された場合に、真っ先に想定される反論としては、「産みたい人間の権利を侵害する」というものだろう。私は反出生主義の基礎的な考え方として、「自分がされて嫌なことを他人にしない」という倫理があると述べたが、先の反論は「自分が人1に対...